私の王子様は新入社員!?2nd~元カレエリートの恋愛事情~

 鎌倉駅で待つ美古ちゃんは姫宮様のようにストレートの長い黒髪になっていた。


 俺は彼女を乗せて…湾岸線を走る。


 彼女は海岸を見つめていた。


 「髪はどうした?」


 「…内申を上げる為に…染めたの…姫宮様みたいでしょ?」


 「……」


 自分から姫宮様を意識していた。


 「…内申を上げて…推薦で大学行くの~」


 「……安易な考えだな…何処に行くかは分からないが…」


 「…ふん…安易でもいいじゃん。勉強せずに楽して行けるんだもん…我ながら
ナイスなアイデアだと思ってんだから~」


 美古ちゃんは開き直っていた。