私の王子様は新入社員!?2nd~元カレエリートの恋愛事情~

 私は我慢出来ず…アトリエに続く…ドアを開けた。


 「麻、麻古さん!!?」


 「……美古!!」


 美古は下着姿で…澪生の寝るソファーの前に立っていた。


 「澪生は私の旦那なの!!誘惑しないでくれる??」


 「……何??マジに怒ってるの?冗談よ冗談…」


 美古は床に脱ぎ捨てた私が貸したパジャマを着る。


 「……」


 私は美古の態度にキレて頬を一発、平手打ち。


 「いったぁ~!!何すんのよ!?」