社内に戻ると…透真さんが俺を待っていた。
「初めまして…村形君…俺は本日付で第一営業部に配属された樋口透真です…
さっき…ウチのフロアで…見かけたけど…気のせいかな!?」
「…え、あ…いえ…」
「村形君…少し…借りていいですか?工藤部長」
「あ…どうぞどうぞ~彼も君に会いたいと思っていたから~」
「え、あ……」
俺は透真さんに連れ出される。
向かった先は…食堂。
休憩時間ではないのでほとんど人は居ない。
景観を考えて食堂は5階に配置されていたーー
見える景色は高層ビルの立ち並ぶ都会のジャングル。



