俺は用もないけど…第一営業部のフロアを覗く。 片桐部長のデスクの場所に…テレビ電話で見た元カレ…透真さんが座っていた。 ノートパソコンを開き仕事をしている。 冷徹と言うか…俺にない…知的な顔立ちで眼鏡が彼の聡明さを引き立てていた。 それに学歴は俺には絶対…入れっこない…東大。 聞けば聞くほど…スゴイ人ーー 「!!?」 透真さんが俺の方に目を向ける。 そして…立ち上がった。 俺の方に向かって来るーー 俺は慌てて…オフィスを出て行った。