「俺も最近…少しだけ……仕事が楽しく思えるようになったんだ。だから… 麻古さんの悔しさが少しだけ分かる…」 「……山は越えているし…透真は優秀だ…私が居なくても…ちゃんとしてくれる」 「……そんなに元カレの透真さんは仕事が出来るの?」 「えっ!!?」 ミラー越しに慌てふためく麻古さんの顔が少しだけ…見える。 「…誘惑とかされなかった??」 「そんなコトは……私は妊婦だからなーー」 「……」 慌てぶりを見ると…誘惑されようだーー