本当にナルは俺の家に居ついてしまった。


 毎日、毎日…酒を飲み…寝ると言う自堕落な感じに1日を過ごしていた。



 「カテキョ??お前が??」


 「でも…気が少し重い…俺のフィアンセの妹だからあまり邪険には出来ないんだ…
それを知ってて…なんか俺を誘惑すると言うか…」


 「幾つ??」


 カウチソファーに寝そべっていたナルが身体を起こす。


 「17歳」


 「女子高生に誘惑されてるのか?23歳の男が…ホントなら立場が逆だろ?」


 「それは……」


 「…お前が…甘い顔してるから…面白がっているんだ…」


 「だって…フィアンセの妹だから仕方がないじゃん><」


 ナルは呆れて…後ろ髪を掻く。