「此処ってあのシーナの社長の邸宅だって?」 「…此処にはあいつ…住んでねえけど~今は…子供の幼稚園の関係で横浜に住んでる…」 「へぇ~っ」 「また…勝手なコトしてるだろ?ナル」 バルコニーに若い男性が出て来た。 略礼服のタキシードではなく…正装の燕尾服に身を包む黒髪の美少年。 「紹介しとく~こいつが社長の椎名珪…ダーリンと呼んでやれ」 「えっ?」 「俺をダーリンと呼べるのはハニーだけだ!!ナルル」 「ルは一つだって言ってるだろ?」 喧嘩口調だけど…険悪なムードはない。