酒を飲むにしても居酒屋で気の合った人たちとお喋りしてビールを飲む方が断然、俺には性が合っている。
俺はセレブの柄じゃない…。
「ありがとう~智成君」
「いえ、どう致しまして…では…彼をお借りしますね~」
「えっ!!?」
夜会の場所に入ったとたん…俺はナルに腕を掴まれる。
「ちゃんと…珪さまに紹介してね~智成君」
「分かりました~」
俺たちは別行動で、いきなりウェイターを呼びつけてナルは『黒龍』の1升瓶を2本手に持つ。
「……バルコニーに行くぞ」
「えっ!!?」
俺にコップを二つ手渡して…全く人の居ないバルコニーに出た。



