六天楼の宝珠〜亘娥編〜

「文弱に名高い君主よ。力でねじ伏せれば済むだけの事──朔行、お前にもひと働きしてもらうぞ」

 暗雲の兆しが、陶家に忍び寄って来ていた。

         ─了─