初めての恋

麗は声を出して泣いた。透の本当の気持ちも知らないで、遊びだった?なんて聞いたりして…


透が引っ越しするまえに、もっと一緒にいれば良かった…


泣いても、もう透は飛んできてくれない。


透と過ごした、あの日のように、真っ赤にそまった夕日の中で、麗はいつまでも泣いていた。


P.S.
麗、俺の夢は麗を嫁さんにすることかな~
いっぱい恋しろよ 透

麗は、近くの高校に入学した。


透と歩いたあの道を歩きながら…シャボン玉のように消えた、あったかな思い出を振り返りながら…



数年後、透と麗は再開する。
でも、透と麗は永遠の別れを…透は突然…


続初めての恋
に続く……