「ん?なに?」


「私達が付き合ってるって秘密にしてほしいの。バレたら私、事務所クビになっちゃう………!!」


なんだ、そんなことか。


「わかった。秘密にしとく。
でもそーなると、デートとかあんまり行けなくなるな。
俺もバレたらヤバいけど、怜美とは会いたいし………。


とりあえず、携帯の番号とアド教えて」


「うん。これね」


そう言って、番号とアドが書かれてる紙を、俺に渡してきた。


「連絡するから。それから、詳しいこと話そうぜ」


「うん………。わかった」


そうして、俺達は別れた。