「…………やっっったぁ!!!」


よっしゃぁっ!!ってガッツポーズをしながら笑うれおん。


その笑顔が、すごく愛しいと思った。


「………紫織。大好きだよ」


いきなり微笑みながらそう言うれおん。


「………あたしも、れおんが大好きよ」


あたしはれおんに抱き着いた。


そして、優しい、甘いキスをした―――。


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「へぇ〜、そんなことがあったなんて」


ニヤニヤと笑いながらこっちを見る怜美。


「う……、うるさいっ!」


からかわれるのが嫌で、あたしは怜美から目を反らす。


「でもさ〜、教えてくれてもよかったのに。


いきなり結婚って言われてびっくりしたわよ」