「そうか………?」


「そうだって!勇真はもっと色んなことに自信を持った方がいいと思う」


確かに………。俺はどんなことにもあんまり自信というものを持ったことがない。


自信がなくて、うじうじしてばっかの自分。
………せっかく怜美と付き合えたのにこんなんじゃダメだよな。


「わかった。自信持つよ」


「うん。絶対そのほうがいいって!」


そう言ってれおんは笑った。


そうこうしているうちに時間は経って、帰らなければいけなくなった。


「じゃあな!また後でメールするわ」


「おう!今日はお疲れさん」


そう言ってれおんや他のメンバーと別れた。