「うっ………うぇ……ひくっ………」


「まーったく、泣き虫なお姫様だな。ほれっ」


そう言ってティッシュを渡してきた。


「ぐすっ………。ありがとう……」


「大丈夫だよ。夢じゃないから。だからもう泣くなよ。目、腫れるぞ」


「うん……」


やっぱり勇真君は優しいね。こんなかっこよくて優しい人が彼氏なんて、本当に夢みたいなんだもん。


勇真君ありがとう。私を好きになってくれて。


勇真君がいなかったらたぶん私は生きていけない。


こんなにも勇真君が大好きなの。


ねぇ、この気持ちは伝わってますか?


貴方の心に届いていますか?