勇真君だって微笑んでて、みんなが楽しそうに笑っている。


その中に私がいるなんて夢みたい。


でも、夢じゃないんだよね。


………本当に私、プロポーズされたんだ……。


幸せすぎて泣いちゃいそう。実際、さっきも泣いたけどさ。


「なーに、泣きそうな顔してんの?ここは普通楽しそうに笑うとこだろ!」


勇真君が私に軽くデコピンをした。


「いたっ……。だって、勇真君とまた付き合えたことが夢みたいで………。
幸せすぎて泣いちゃいそうなんだもん………」


「すでに泣いてるけどな」


あっ………。本当だ。涙がぽろぽろ零れてる。