「でも………」


「だーかーらー!!怜美は悪くないの!悪いのはマスコミだもん。怜美が気にすることないんだよ」


「そうだよ。私たちは怜美ちゃんの味方だからね」


麗奈……明美ちゃん……


「ありがとう。二人とも大好き!!」


私は二人に抱きついた。


「ちょっ………怜美、どしたっ!!?」


「きゃっ………!怜美ちゃん、どうしたのっ!?」


二人ともテンパりすぎだよ……。
麗奈は声裏返ってるし、明美ちゃんはかなり焦ってる。


「ふふっ。二人とも可愛い♪」


「ちょっとぉ!完全に遊んでるでしょ!!」


「え〜?遊んでなんかないよっ?」