でも、マスコミって無理にでも聞き出そうとして、かなりピッタリくっついてくるから抜け出すの難しいんだよね………。


「とりあえず頑張れ!うちらは怜美を応援する!
ね、みんな!」


「うん!うちら、怜美が大好きだもん!そんな怜美が困ってるなら助けないとね!」


「そーそー!みんなで怜美を守ろう!!


オーッ!!!!」


みんな………。みんなの優しさが心に染みて、涙が出てきた。


「うっ………、うえぇぇぇー――――――ん!!!」


「えっ!!?ちょ………怜美、どうしたの!!?」


みんな優しいね。ありがとう………。


「………グスッ、なんでもないっ!大丈夫だよ」


私はニッコリ微笑んだ。


これだけの人たちが私を応援してくれてるんだ。だから、強くならなくちゃ。


………勇真君、私幸せ者だね。これだけの人が私に味方してくれて、応援してくれて………。勇真君と別れて立ち直れないと思ってた。
でもね、ここにいるクラスのみんなのお陰で立ち直れそうだよ。


私、強くなるね。苦しんでるのは私だけじゃない。勇真君も同じだから。私ばかりが苦しんでちゃいけないよね。だから、応援してね!!


……………勇真君、大好きだよ………――――――――。