「あの………私、清水明美(シミズ アケミ)っていって、ちょっとだけモデルとかやってます。
あの………怜美ちゃんに憧れて、私、モデルやりだしたんです!!!
友達、なってくれませんか??」


とても可愛らしい子だった。髪は胸よりは上だけど少し長くて、すっごいふわふわ。瞳がくりんとしていて細い体つき。


「友達………なってくれるの?」


「勿論です!!怜美ちゃんに憧れてるんです!!すごい人だなぁって!」


「ありがとう。あ、ちゃん付けしなくていいよ。怜美って呼んで」


「あ、でも、怜美ちゃんって呼ばせていただきます」


「え、いいのに。怜美って呼んでも。あと、敬語も禁止!」


「あ、うん。せっかくだけど、恐れ多いから怜美ちゃんって呼ばせてもらうね!
あの、アドレス教えてもらってもいい??」


「うん!いいよ!ちょっと待ってね………」