「おはようございまーす!…………どうしたんですか?」


事務所について、マネージャーに挨拶をする。


マネージャーはこっちを見ると、険しい顔で私に手招きをした。


「…………怜美。ちょっと来なさい」


「………?はい……」


私はマネージャーに社長室に連れて行かれた。


「入りなさい」


「はい。………失礼します!」


ノックをして社長室に入る。


「あの………。用件は……?」


「まぁまぁ。そこに座りなさい」


「………はい」


社長室にあるソファーに促されて私はそれに座った。


「………で、話というのは?」


「怜美。これはどういうことだ?」


そう言って出されたのは一枚の写真。そこに写っていたのは…………




















私と勇真君のキス写真だった。