……………えっ?じゃないし。


「怜美の寝起きが悪いのが、原因」


「え///あ、ごめんなさい」


「もういいよ。起きたし。でも、キスしても耳元で囁いても起きないんだもんなぁ〜」


俺はわざとらしくそう言った。


「ゆ…勇真君、そんなことしたの!!?」


めっちゃ慌ててるし。こいつ。


「したけど…………。一つ、忠告。怜美おまえ、隙つくりすぎ。もっと警戒心とかを持って」


「えっ?そんなことないよ〜」


……………こいつ、絶対わかってねぇな。


「前にあっただろ。怜美軽く襲われたじゃん。あの時、俺がどんだけ心配したかわかってる?」