「うっ~ん…。」
朝起きた私は唸り声をあげた。
頭が痛い…。
トモに休むとメールを送り、布団の中に潜り込む。
「痛い…。」
いつも起こる頭痛とは違う痛みに私は耐えながら眠りについた…。

目の前には白い壁。
辺りは真っ暗。
おそらくどこかの部屋だろう。
「ここは?」
そうつぶやいてみるが、何も起こらない。
ただ…次の瞬間、
ドンドンドン‼
「絢香(あやか)‼好い加減にしなさい‼」
ドアを叩く音と同時に響く怒鳴り声。