「お前もうちゃんと言えば?」 それだけ言って崎村くんは降りていった。 残された私たち… 「あのさ、俺…りりが好きだ!!」 いきなりの告白… 「えっ?」 聞き間違いかと思うほど驚いた。 「りりが好き」 そう言って私を抱きしめる。 えええええ!? なにこれ… 「なぁ、つき合って?」少し離れて私の顔を覗き込む。 「あの…」 どうしよう… 南くんにこんなこと言われるなんて思ってなかったからなんて言えばいいのかわからない!