「で、話って?」
崎村くんが不思議そうに私を見る。


「うん。えっと…私って瞬ちゃんのなにかな?」
崎村くんたちを見てみると2人とも「は?」って顔してる。
当たり前だろう。


「なにって彼女だろ?」高倉くんがわけがわからないって顔しながら言う。


「そうなんだけど…」
うまく言えなくて続きが言えない。
黙ってしまうと崎村くんがゆっくり頭を撫でてくれた。

見上げると優しく笑っている。