「夕菜っ!!頑張ろうねっ!!」



と私は夕菜の背中をポンっと叩いた。



「えー…う…うん。」


と夕菜は曖昧な返事をした。



私は太陽の光を浴びるように、校庭を走り回った。


その後ろから夕菜が追いかけてくる。



「みぃーおぉーーーーー!!!!」



「どう??スッキリしない??」


「うーん…っていうか…早すぎだよ、みぃーおぉー。」


と夕菜は息を切らして言う。



「なんか、悩んでるみたいだけど???大丈夫?」



「あー、、もう、大丈夫、うん。」