奪愛-DATSUAI-

あたしは近くを通っている男子のポッケを探した。


「あ、ほんとだ!」

「だろ?・・・・・・・・・ってえ?!」


千恵の見ている後ろ姿の男子は誰かすぐ検討がついた。

「あ!ほら!

帰ってきた!!」

銀色がかったその色は水に濡れてキラキラしていた。

「何でびしょ濡れなの?!」


3人はけんかじゃないふつうのりゆう