奪愛-DATSUAI-

翔は少し考えた後に軽々と言った。


「そ・・・そうなの!?」


「ったりめーだ!にしても絵、うまいなおまえ」



「そう?ありがとう」


褒められることはまんざらでもないあたしはデレデレした笑顔を翔に向けた。


「っ・・・」

翔は一瞬驚いたような顔をみせ、小さく咳払いをした。


「?」


あたしは和輝の大きく丸い目を描き、鼻を描いた。


「美術部か?」


「んーん、女子バレー部よ!」