亜紀が答えを早く知りたいと言わんばかりに両手を前にだした。



「・・・・・・・」


辺りは黙りこくった。


あまりの緊張した空気に、あたしはごくりと唾を飲んだ。



「・・・・・・俺たちは、最初、クラブに行って遊んでいた」


和輝が申し訳なさそうに話し始めた。


「まだ俺ら18未満だけど、背が高いからなんとか誤魔化すことができた。



そこで、俺らは女に目をつけていた。



も、もちろん俺らも今は思春期だからな・・・。