奪愛-DATSUAI-

答えをまだかまだかと焦るように問いかけてくる。


「う・・・うん、わかった」


「よぉーし!そうと決まったらさっそくスタート!!」


アヤセはあたしの背中を強く叩いてきた。


「いい?ぜぇーったい関わっちゃダメだから・・・ね?」


アヤセは人差し指を立てて深刻な表情をしていた。


あたしは首を縦に振り、唾を飲んだ。


「一応言っとくけど隠れてコソコソしようとか思わないことねー!」


そう叫びながらアヤセは教室に戻っていった。