「どうすれば、どうすれば出せるようになるの」 「伊吹は今のままでいいの、美姫ちゃんを支えてあげて」 今はそれだけで十分よ と言って、美姫を部屋に連れて行った。 でも、このときの俺は 何をどうすれば、声が出せるようになるのか 俺はどうすればいいのか、 いくら考えても答えは出なかった。 だから、俺は鳴海に相談した。 「美姫に会って遊ぼ」 俺はバカだと思った。 「おまえ、俺の話聞いてたか?」