「おまえが寝てる間に、おまえの電話帳に俺のメアドと番号いれといたから。」 「うん…了解。」 まだ夢のことが消えなくて…ぼーっと蓮くんを見つめる。 あの光はなんだろう…? ぼんやりとした光、 眩しいほどの光…。 なんなんだろう…なにか重大なことのような気がする…。 「……どした?」 蓮くんが不思議そうな顔で見てくる。 「あっ…大丈夫、なんでもない!」 「…ふーん、じゃ俺帰るわ。」 「うん。」