恋の家庭教師





「家ここ?」

「うん。」

「一軒家…すげぇでかいし」

「どうせ私とお母さんの2人暮らしのようなもんだから、こんなに使わないよ。」

「…へぇー」

「今日も帰ったら1人だし。」

「…1人で大丈夫?」

「慣れてるから、全然平気!!」

一人っ子だからあたりまえのこと。
お母さんが笑顔でいてくれてるから…寂しいなんて思わない。

「じゃ、ばいばい!」

「また明日!」