恋の家庭教師


蓮くんに敵うわけない。

蓮くんはどんな顔をしてても、
私はドキドキするんだから…。


自覚してるのかなぁ…?


私が蓮くんの腕の中でグルグル考えてると、蓮くんが私の顎を自分の方へあげて…私たちは目が合った。


「ねぇ、このままエロいことしない?」


「……はぁあっ?!」


色気たっぷりに、
甘く呟いた蓮くんに
私は可愛げなく返す。


今の蓮くんの顔みたいなのこそ、
”エロい顔"なんじゃないの?!!

と心の中で突っ込む。