恋の家庭教師



「あの…いつから起きてたの…?」

赤い顔を隠すために、蓮くんの胸に顔を埋めながら聞いた。

「俺ずっと起きてたけど?」

「へっ?!」

声が裏がえった…恥ずかしくて。


「俺に見惚れてたの?唯ちゃん?」

私の反応を見て蓮くんは楽しそうに言う。


「見惚れては…ないからっ」

ごめん嘘…見惚れてたよ、ほんとは。