恋の家庭教師



「ごめん、今の嘘。」


「はい…?」


「ミリのこと勘違いしてるのが…可愛かったから…今の冗談冗談。」

「へ…?」

どこからどこまでが冗談なの?


「ミリは、俺の年下のいとこ。それ以外はぜんぶ真実。」


じゃあ、もしかして、

「彼女いないの?!」



「えっ?いるよ?」


えっ?

他にいるの…どうして…?


やば…また涙出そう…