まさか、啌君が
誘ってくれるなんて思わなかったから。


「それって……今週の日曜にある、駅前の祭りの事?」


「あぁ。もう、約束とかした?」


「う、ううんっ!
今年は行けないと思ってたし」


「そっか。じゃあ、行ける?」


「うんっ♪行きたい!!」

そう言うと、啌君はあの向日葵みたいな笑顔になって、よかったと言った。



知里と真由には、言おうかな……

けどなぁー…
そうゆうのって、恥ずかしいんだよね。。。

よしっ!
今回は言わないでおこっ♪


「公香?」


「ん?」


「何、一人で会話してんの?」


啌君が少し、引いたように引きつった笑顔で言った。


「あ」



私はテヘッとお決まりの
苦笑いをしたのであった。

トホホ………