二重人格な姫様





それから名前のなかった俺に
姫里は"零也"という名前をくれた。



毎日毎日・・・
姫里は俺と喋ってくれた。
体を貸してくれたりもした。



なにより嬉しかったのは・・・




"俺"を受け入れてくれたことだった。







.