「………さみっ」 こんなに、寒いなら上着着てくるべきだった。 てか、誰もいないじゃん。 まじ、最悪。 誰だよ、まじ……。 ちょうどいいや、ここでサボっちゃえ。 ちょっと日のあたる場所へ行き、寝転んだ。 空気をいっぱい吸い込む。 そして、吐き出した。 体を横に向け、視線も横へ移す。