「雄也様。お待ちしておりました。」 黒いスーツを着た若い人が迎える。 「ああ。ビールと・・・カシスオレンジ。」 「かしこまいりました。11番のテーブルです。」 お酒飲めないんだけど? 確かに、お酒飲んだことあるけどさ・・・。 「ん。舞華チャン、こっち。」 座ったのは、カーテンで仕切られてるテーブル。 「このカーテンはね、特殊加工してあるんだよ。」 ふーん・・・。 『シャッ』 カーテンを閉じる雄也サン。 白いな・・・。 やけにソファは大きいし。