と言って、肩を抱かれた。 うわっ うっ・・・煙草のにおい・・・ 苦手・・・ 「雄也~。別行動でいいのか~」 弘毅サンがこっちを見て言う。 「いいだろう。じゃあな。」 優は、肩を抱かれてまんざらでも無い様子。 もう。 単純だな・・・。 「改めて、初めまして。木村雄也です。」 「あっ・・・古城舞華です・・・。」 「緊張しないで?」 意外に優しいんだな・・・。