****** 駅の前に着いた。 「弘毅ぃ!!」 いつもより、ちょっと甲高い声を出した優。 あの痛みはなんだろう。 「優!!」 「舞華!!うちの彼氏の弘毅!!」 「・・・」 「舞華??舞華ってば!!」 はっ・・・。 今はだめだめ。 優のためなんだから。 「あっ。初めまして。舞華です。」 「優の彼氏の弘毅です。」 弘毅サンの顔を見ると、いかにも怖そうな・・・。 極道っぽい人。 ふと、指を見るとタトゥー・・・。