「では、秋人さん…」 「俺は、自分勝手に生きてきた。たくさんの人に迷惑をかけたと思うし、大好きな人すら傷つけた。」 会場が静まる…。 「でも、俺は…舞華が好きだ。お前なしじゃ生きていけない…。」 秋人…本当に馬鹿…。 「舞華さんいますかぁ?舞華さん…。」 「舞華はいる。此処に…。」 秋人は、あたしのすぐ側に来て大声で叫んだ。 「ごめん…舞華…。」