翌日・・・。


「じゃあ、俺は行くから。」



「行くって、どこに・・・?」






春人先輩が口を開く。

「どこか・・・まぁ施設にも入るよ。」






そんな・・・・・。









「春人、お前は優しかった。お前の言葉に救われたときもあった。ありがとう。」



「秋人・・・お前は自分に素直になれ。俺の代わりに。幸せになってくれ・・・。」




「冬人・・・・・・・。」






二人とも、何かを考えてるようだった。


「そして、舞華。俺は本気で舞華のことが好きだったよ。」


「冬人君・・・・・・。」


「でも、結ばれちゃいけないんだ。バイバイ、姉ちゃん・・・・・。」



「冬人君ッ........」



「泣くなよ。俺はお前らの心の中に生き続けてるから。」