お兄ちゃんが亡くなってから、2日が過ぎた。 春人先輩と冬人君が来てくれる。 「今日は、龍さんの部屋。行ってみたらどうだ?」 「うん。」 やっと今日は、食事が摂れるようになった。 「お兄ちゃん・・・。入るよ。」 ーーーーーーーーシンッ いつもは応答があるのに、ない。 それがかなしくなる。 「えっと、机の一番上の引き出し。」 『ガラガラ・・・』