帰ろうとしたが、
せっかく30分も乗ってきたので
街で少し買い物してきて
帰ってくることにした
テンションはがた落ちで
今にも泣きそうな気分
さらに10分くらい経つと
また携帯が鳴った
「やっぱ来ていいよ」
あたしの目の前に立っている人は
きっとあたしのこと変な人だと
思うだろう
宏樹からのメールを見た瞬間
あたしは笑顔になった
1回会えないと思った分
会える嬉しさが溢れ出して
隠しきれなかった
でももう電車に乗ったあたしに
気を使って無理しているのかも
しれない
そんな宏樹の優しさを感じれた
ので今日はもう会えなくても
満足だった
「本当に?無理なら今日は
いいよ(^O^)」
「本当だよ(´ω`)」
それからあたしはずっと
笑顔を隠さずにはいられなかった