宏樹さんの腰をこちょこちょ
していると、下手くそだと言い
やり返された

すると不意にキスされた

一度離れる唇

「んっ…んん」
もう一度したキスは深く深く
2人共絡み合った


あたしは今までしたキスで
ずっと忘れられないのがあった

それは峻だった。
峻のことを忘れられないのも
あるが峻の唇は今までに
感じたことのないくらい
柔らかくとろけるような唇だった

宏樹さんの唇もふっくらしてて
柔らかくキスの仕方もどこか
峻に似ていた


そんなことを少し考えている間も
キスはどんどん深くなっていき
なにも考えられなくなっていた