そんな始まりだったし、
相手の知らないこと
いっぱいあったけど
半年間一緒にいてどんどん
お互いのことわかるようになったし

クラスも一緒だから
休み時間は常に一緒

いつの間にか依存してた

でも飽きっぽいあたし
菜柚ーなゆーはそんな日々に
飽きて刺激を探していた

実はあたしには健人と
付き合う3ヶ月前に
別れた忘れられない人がいた

(そっちの話しはこの小説が
終わったら書こうと思うんだけど)

その人は部活の先輩で
名前は峻ーしゅんー

9ヶ月忘れられなくて
おそろいで買ったミサンガも
まだ右手についている

でももちろん健人には
言っていない

だけどそろそろ言わなきゃ
いけないって思ってるの

そんな感じであたしの
日々は過ぎていった