ぼくは少しおんなのこが可哀想に見えて


「…ニャア。」

と鳴きながら近づいてみた


おんなのこは

「きてくれたのね!ありがとう。」

とぼくのあたまをなでながら

笑いかけてきた



彼女はたくさんよごれていたけど

ぼくには天使のように見えた。