虹の詩 【短篇】

朝8時半。

看護師たちは申し送りの時間だ。

俺は病室を抜け出した。

病院の裏口近くのトイレに入り、パジャマから服に着替える。

ここのトイレは、薄暗くて使う人があまりいないことは知っていた。

裏口から外へ出ると、君が立っていた。