虹の詩 【短篇】

ただぼんやりと堤防に座って、海を眺めていた。

君の作ってきてくれたサンドイッチとスープを昼食に食べて。

夕日が沈むまで、ずっと寄り添っていた。

たまにキスをしたり、手を繋いだりしながら。