虹の詩 【短篇】

それから、俺たちは駅まで一緒に歩いた。

君の名前は桃花だと知った。

俺は純平のことを謝ったが、君はいつものことと言った。

香菜は胸が大きく、美人でナンパは珍しくないらしい。

いつもおまけなんだと言う君に、俺は強く否定していた。